遺品整理代行業者探し

遺品整理代行業者を選ぶポイント

遺品整理代行業者をネットで探す

インターネットで探す

業者探しで最もポピュラーな方法はインターネットで検索することでしょう。 もはやパソコンで調べ物をするのは若者だけの特権ではありません。 検索サイトで「遺品整理」のキーワードで探せば多数の業者が表示されるので、その中 から近くで良さそうな業者を選ぶのがよいでしょう。 ではホームページのどこを見て良さそうな業者を選択すればいいのでしょうか。 綺麗なレイアイトで見やすいホームページ、連絡先がわかりやすく表示されている ホームページがいい業者の基準とはならないので気をつけましょう。 もちろん適当につくられた、何を主張したいのかよく分からないホームページの業者 では会社の質も低そうで期待できませんが、デザインの良いホームページだから作業 も美しくこなしてくれるのだろう、というのは間違いです。 ホームページ制作会社に作ってもらえば簡単に手に入る部分なので、いくらデザイン がよくても立派な社訓が書かれていてもあまり参考にはなりません。 ではどこをチェックするのか、それは会社の実績です。 作業実績が多数報告されてたり、遺品整理代行業者としての実績が何年もあるような 会社なのか、その点をまず確認しましょう。 1ヶ月で制作可能なHPよりも営業年数の方がよっぽどか信頼できる情報になります。 何年も遺品整理を行っているような業者ならばきっと信頼してもいいでしょうし、 その仕事ぶりも顧客を満足させてくれるものと期待できます。 あとはクチコミサイトでの評判がみつかるようならそこでどんな感想を持たれているか 調べるのも有益な行動になるので、余裕があれば探してみましょう。

葬儀会社の紹介

遺品整理に困っていると葬儀会社に相談すれば業者を紹介してもらえますが、これは 自分で探して依頼するのとどう違ってくるのでしょうか。 実際は紹介というよりもクライアントが葬儀会社に依頼して、葬儀会社が手配した業者 が作業を行うという形になるでしょう。 窓口は葬儀会社になるので葬儀とひっくるめて考えれば業者選びを含めてかなりの手間 を省くことができますが、こちらには見えないマージンが発生するでしょうし多少は 割高になるかもしれません。 とはいえスピードを考えるとこれが恐らく最短になるので、故人の住まわれていた 賃貸物件の退去日が間近に迫っているようなケースなら総合的に考えると金銭的にも お得になる可能性が高いといえるでしょう。 何日かかけて自分で業者を探し、打ち合わせをして見積もりを出してもらい、という 通常の流れでは退去日が1ヶ月延びてしまった、1か月分の家賃が発生した、となる ことも充分にありえる話ですので、料金については単純にデメリットとしてカウント するわけにはいきません。 ですが時間的に余裕があるのなら葬儀会社の紹介よりも自分で探した方がいいでしょう。 いくら葬儀会社の人達がよい対応をしてくれて信頼できそうだとしても、遺品整理を 行ってくれるのは別会社の社員になります。 間に入って窓口の役割をしてくれますがそのせいでこちらの要望が上手く伝わらない 場合もありますし、段取りの打ち合わせが噛み合わないこともあるでしょう。

管理会社

故人が賃貸物件で暮らしていた場合、賃貸契約のこともあり物件の管理会社から紹介 された業者にお任せするべきか迷っている遺族も多いようです。 結論としては処分するだけならそこに任せても良い、になります。 ここで紹介される業者はおそらく遺品整理も扱っているでしょうが、それよりも次の 入居者を探せるようにするため早く処理することに長けた業者だと思われるからで、 遺族のことを第一に考えてくれるとは限らないのです。 大切な遺品は残らず把握していてもう何も残すものはない、あとは処分しても構わない と判断出来る場合には管理会社が紹介してくれる業者に任せても良いでしょうが、まだ 大切な物があるかもしれないのならやめておいた方がいいでしょう。 残された遺品は全て処分される、ただ廃棄する作業だと思って下さい。 これはとっといた方がいいんじゃないかな、という遺品があっても遺族に確認する こともなくスピード優先で次々に処分されていくでしょう。 形式上はどうあれ業者にとってのお客さんは紹介してくれた管理会社になるので、 遺族に対してそれほど配慮してはもらえないのです。 それよりも管理会社との関係が深いので、速やかに終わらせて空室にして欲しいと 要望されればそれを最優先するのも仕方の無いことです。 もうたいしたものは残ってないからあとは廃棄するなり全て処分して欲しい、と断言 できる状況ならいいですが、まだ何か残されている可能性を秘めているのなら自分で 遺品整理の専門家へ依頼したほうがいいでしょう。